きゅんの英語学習記録

英語学習記録ブログ

might as well

(引き続き意味調べ)

 

エルマー少年の母親のセリフより。

Once you start feeding stray alley cats you might as well expect to feed every stray in town, and I am not going to do it!

「いちど野良猫にえさをあげたら、町中の野良猫たちにえさをあげることになるでしょう。そんなことは絶対にしませんよ!」

 

(わたなべしげお訳)

「一ど、やどなしののらねこにたべものをやれば、まちじゅうののらねこにたべものをやるようなことになっちまうんだからね。そんなこと、わたしは、ごめんだよ!」 

 

 

"might as well" っていまいち使い道が分からなかった。教科書にも出てくる表現。この小説では1度きりの登場だが、覚えておこう。

 

might as well V

Vしてもよい、Vするかもしれない

過去のnow

(引き続き意味調べ)

過去形のセンテンスにnowが出てきてびっくりすることはなかろうか。いや、実際見かけるのだ。

 

My father waited a few minutes and then started down the beach because it was almost dark now,

ぼくの父さんは数分待ってみて、そして海岸に向けて出発した。その時もう暗くなりかけていたからだ。

 

Weblioより)

 

 

 

 

He looked all around in the water but it was dusk now, and he couldn't see anything there.

彼は川(水)を見回してみたが、もう夕闇に包まれ、何にも見えなかった。

 

(わたなべしげお訳 p.98)

エルマーは、川の中をみまわしましたが、もう、うすぐらくてなにもみえません。

 

 

My father waited a few minutes and then started down the beach because it was almost dark now,

 

(わたなべしげお訳)

エルマーは、二、三ぷんじっとしていて、それから、もうだいぶくらくなってきたので、かいがんをあるきはじめました。

not the least bit ...

(引き続き意味調べ)

not the least (bit) 形容詞:ちっとも、全く---ない

 

 

Now, I'm quite sure that if you were able to rescue the dragon, which wouldn't be the least bit easy, he'd let you ride him most anywhere, provided you were nice to him, of course.

少しも簡単ではないが、

 

he didn't feel the least bit sad about running away from home for a while

すこしの間、家出することなんて少しも悲しくなんてなかった。

 

(わたなべしげお訳)

しばらくにげだすことなんかへっちゃらなきがしたのです。

 

You don't mind, do you?"

 "Oh no, not in the least," said the crocodile.

「いいかな?」

「もちろん(すこしもいやではないですよ)」ワニはいった。

 

Partly because he had finished his lollipop, and partly because, as I told you before, crocodiles are very moody and not the least bit dependable and are always looking for something to eat, the first crocodile had turned away from the bank and started swimming down the river.

というのは、はじめのわにが、ぼうつきキャンディーをなめおわりました。そうすると、このおはなしでちょっとまえにいったように、わにというのはとても気分屋で、いつも食べものをさがしているので、ぐるりとむきをかえて、川の真ん中にむかっておよいでいってしまったのです。

 

(わたなべしげお訳)

とにかく、はじめのわには、ぼうつきキャンディーをたべおえました。そうすると、この本のはじめのほうでいったように、わには、とてもきまぐれで、くいしんぼうで、ぜんぜんあてにできないどうぶつなので、きゅうに、ぐるりとむきをかえて、川の真ん中にむかっておよぎだしてしまったのです。

risk Ving

(引き続き意味調べ)

 

英字新聞でもよく見るrisk Vingが出てきた。

意味:Vする危険を冒す 

He could have eaten twelve but he hadn't seen any tangerines on this island and he could not risk running out of something to eat.
彼は12個のみかんを食べてしまうこともできたけれど、この島ではもうみかんを見かけなかったので、食べ物がなくならないようにした。


(わたなべしげお訳)
ほんとは十二もたべたいところでしたが、このしまにはどこにもみかんがなっていなかったので、すこしはのこしておかなければこまるぞと、おもってがまんしたのです。

past

(引き続き意味調べ)

TOEICのPart 5で学んだ「前置詞:past」が登場する。

 

(作品本文より)

My father hid behind a mahogany tree just in time, and the first boar walked right past him.

 

pastの定義(Weblioより)

場所など〉を通り過ぎて.lioness paraded 

 

 

My father hid behind a mahogany tree just in time, and the first boar walked right past him.

 

(わたなべしげお訳)

エルマーは、あわてて、マホガニーの木のうしろにかくれました。一ぴきのいのししが、すぐそばをとおっていきました。

 

 

そして、副詞としてのpastの定義 Weblioより)

 通り越して過ぎて.

 go [walk] past 行き[歩き]過ぎる.

 

(作品本文より)

A beautiful lioness paraded past and turned down toward the clearings. 

 

(わたなべしげお訳)

一ぴきのうつくしいめすのライオンが、しゃなりしゃなりと、あるいてきて、あきちのほうへきえていきました。

 

 

 

 

意味しらべ

引き続き"MY FATHER'S DRAGON"の精読

(意味調べ)

My father and the dragon laughed themselves weak because it was such a silly sight. As soon as they had recovered, my father finished cutting the rope and the dragon raced around in circles and tried to turn a somersault.

 

辞書によるとlaughには以下の定義がある。

laugh

to bring or force (someone, esp oneself) into a certain condition by laughter

he laughed himself sick

(訳)笑い過ぎて具合が悪くなった?

laugh oneself sillyの例文が多く見られるが、sillyは「頭がぼーっとして」という意味も持つらしいので、頭がぼーっとするまで笑った」と訳すらしい。頭がぼーっとするまで笑いころげるとはどんな状況か想像しずらい。日本語では「お腹がいたくなるまで笑った」と言うことがあるが、それと同類か?

 

My father and the dragon laughed themselves weak についても、weakはsickと同様の意味だろうから、「笑い過ぎて具合が悪くなった」と訳すのだろうか。

 

 

My father and the dragon laughed themselves weak because it was such a silly sight. As soon as they had recovered, my father finished cutting the rope and the dragon raced around in circles and tried to turn a somersault.

(わたなべしげお訳)

エルマーとりゅうは、おなかがいたくなるまでわらいました。けれども、やっとわらいおえると、エルマーはつなをぜんぶきりおえました。りゅうは、ぐるぐるはしりまわり、それから、ちゅうがえりをしました。

児童文学を精読

親しみのある児童文学で英語のおさらい。じっくり読むと発見が多い。いままで学んできた表現がたくさん出てくる。そして英検1級には出てこない単語に出会う。

著作権が切れた作品なのでテキストを掲載する。

 

このサイトで著作権の切れた本を無料で読むことができる。

プロジェクト・グーテンベルグ(Project Gutenberg)

www.gutenberg.org

 

昔からだいすきな児童文学の傑作(邦題)「エルマーとりゅう」を精読してみようと思う。英語で読むのは初めて。

 

"MY FATHER'S DRAGON"

STORY BY RUTH STILES GANNETT

ILLUSTRATIONS BY RUTH CHRISMAN GANNETT

 

★あらためて復習フレーズ★

The deeper into the jungle he went the surer he was that something was following him

有名なthe more..., the more... 。学校でならった「ますます…」のフレーズ。この表現すごいなと思う。

 

The more he clawed the worse it became and the madder he grew and the more he yelled at himself, because it was himself he was yelling at all the time.

 (わたなべしげお訳)

それで、ライオンは、おこればおこるほど、じぶんにむかって、どなってしまいます。ライオンはさっきからずっとじぶんをおこっていたのです。)

 

★精読してみて発見したこと★

この作者はparticularlyを多用する。5回も出てきた。自分だったら「特に」と書くときはespeciallyを使うが、particularlyの方が自然なのかもしれない。