1級の模範解答についても見てみます。
言い換え(パラフレーズ)として、
問いの主語が受動態の場合、イントロでは自分の主張として能動態で書き直すことができます。
例えば、Should science be relied on to solve ... ? を、
模範解答では以下のように書かれています。
人 should rely on science to solve ...
また、humankind's problems をもっと将来的なものとしてとらえ、以下のように言い換えています。
issues threatening humanity's future
the colossal problems related to A, B, and C that the modern world faces
colossal:巨大な
英作文の参考書でも言われていますが、
無生物主語で書くと、英作文のレベルが一気に上がります。
模範解答では、以下のような感じです。
Dramatically reducing 物 is vital to combating these issues.
ここではDramaticallyと副詞を入れて、ダイナミックに表現しています。
developing 物 is the only realistic way to V
「物を開発することはVする唯一の現実的な方法である」
副詞の使用
今回の模範解答では少なかったのが意外でしたが、副詞を使うと豊かに表現することができます。
出てきた副詞
Dramatically
(結論で)clearly
同じ単語の繰り返しは良くないと聞きますが、模範解答では以下のように言い換えられていました。
humankind → humanity
今回の場合、お題の内容が壮大すぎてpeopleなどの単語は出てきませんでした。
「(問題に)対処する、取り組む」の表現は数多くあってどれを使うか悩みますが、模範解答で使われていたのは以下の通りです。
今後実際に使っていきたいです。
address the problem
combat the problem
deal with the problem
以下は他の回の模範解答から。
tackle the problem, tackle poverty
「〜を防ぐ」という表現は、以下のように書かれています。
avoiding such problems
preventing such disasters
内容項目を上げる上で大事なポイントは、問いに対してまっすぐ答えているか、です。
今回のお題の場合、人類の問題解決のために科学を頼るべきか否かです。
humankind's problemsとあるので、壮大な問題である必要があります。
税金が高いとか教育に問題があるとかそういうレベルではなく、「人類の命の危険」に直結する問題を想定しました。つまり、食糧、エネルギー、紛争、戦争、などです。環境問題もこれらすべてに関係するので、それもいいと思います。